サツマイモ本土伝来の真相
内容紹介
Contents Introduction
サツマイモ本土初伝来の地は大隅半島鹿屋郷高洲村だった!
江戸時代、琉球からサツマイモを持ち帰り普及したとされる「前田利右衛門」。実はサツマイモを本土に持ち帰ったのは前田ではなく右田だった!? 右田家に代々伝わる家系図を繙きながらサツマイモのルーツを再検証。これまでの通説が覆される驚がくの1冊。
江戸時代「カライモおんじょ」とも呼ばれ、琉球からサツマイモを持ち帰り、大隅、薩摩地方に普及させ大飢饉の時に多くの民衆を飢餓から救い大功のあった謎の人物「利右衛門」とは、親・子・孫の3代に渡ってこの官途俗名を世襲して来た右田利右衛門3人による合作だった。
<目次>
『カライモ翁前田利右衛門』異説論(大隅第60号)
続・『カライモ翁前田利右衛門』異説論(大隅第61号)
『酒吞童子』と右田家蔵『絵巻物』の謎(大隅第64号)
著者プロフィール
Author Profile
1949年10 月 鹿児島県鹿屋市に生まれる。
1974年 3 月 神奈川大学経済学部卒業。
1974年 4 月 横浜市内の大手物流企業、(株)日新に入社。
2014年11 月 同社定年退職。現在に至る。