原爆と16歳の決死隊隊長の苦難の70年


ノンフィクション、自分史

原爆と16歳の決死隊隊長の苦難の70年

 

 

久保権一

1,980円

2015年12月18日

四六/並製

386

978-4-8096-7813-4

内容紹介

Contents Introduction

−その日、私は長崎にいた−
1945年8月9日、人類史上2発目の核兵器が長崎に投下された。その渦中、会社の命により編成された「決死隊」の隊長として、地獄の中をさまよった。
実体験をもとに描き綴った貴重なノンフィクション

著者プロフィール

Author Profile

略 歴
昭和四年三月 長崎県五島列島に生まれる
昭和十八年四月 三菱重工(株)長崎造船所に入社
昭和二十年八月 長崎市にて直接被爆して決死隊の隊長として約一三〇〇名救助し、死体約七四〇〇人を焼いて処理する
昭和二十二年十月まで長崎市に居住→福岡県に移住する
昭和二十五年十月 原爆者を救助を理由にGHQより直接追放される
昭和三十五年九月 追放解除後も日本政府・アメリカのスパイたちによって終年監視されて弾圧される
平成二年八月 四十五年経過して被爆者健康手帳を交付される
平成十四年九月 大学入学検定試験に合格する(七十四歳)
平成十八年九月 近畿大学通信教育部法学部卒業(七十八歳)
平成二十年・二十一年 司法試験を受験するも不合格(七十九歳・八十歳)
自動車技術会会員