呉越同舟
内容紹介
Contents Introduction
戦中・戦後の幼き日のエピソード、また防衛庁事務官として文書翻訳という職務に30年間を捧げてきた仕事への考え方を中心に綴ったエッセイ。
著者プロフィール
Author Profile
1927年東京杉並区で生まれ、東京外国語大学(当時は外事専門学校)中国語科卒業後約1年、山梨県甲府市の新制中学で英語選任教師。
1951年、東京大学文学部倫理学科卒業後、米陸軍情報部翻訳課を経て、1968年、防衛庁(当時)事務官として中央資料隊に配属。以降1987年3月の定年退官まで、主として同隊外語科で文書情報処理。
退官後、金沢工業大学国際問題研究所客員研究員として、96年3月の同研究所解散まで週1回、担当正面(東南アジア)の情勢報告と討論に参加。毎年発行の「国際論集」に研究論文を提出。