完訳 塩尻夜話記 付 宮部一跳小伝


 

辰野利彦

1,650円

2017年12月26日

四六/並製

160

978-4-8096-7891-2

内容紹介

Contents Introduction

中山道塩尻宿の亭主・小野吉左衛門が語り、塩尻口留番所役人吉江助右衛門とその父八郎座衛門が語る故事の数々。
松本藩水野家の俊英宮部一跳が元禄五年の秋二夜にわたって著した珠玉の名著が、三百余年の眠りから目覚める!

生没年も家族構成も不詳とされてきた「信濃貞門俳諧の魁」宮部一跳。存在を伝えられながらも今日まで公開されることのなかった俳諧をいま初めて明らかに!!
松尾芭蕉と時代を共有した謎の俳諧師の出自と家族の運命を辿る。

著者プロフィール

Author Profile

昭和18年長野県塩尻市に生まれる。中央大学法学部卒業。
商社勤務・自営を経て、昭和53年から平成18年まで大学勤務。
現職はフリーランス編集者。
俳誌「岳」同人。現代俳句協会会員。