母なる川・淀川


歴史・社会・政治

母なる川・淀川

 

 

須藤 清

1,100円

2021年3月22日

四六判

110

978-4-8096-8611-5

内容紹介

Contents Introduction

今、地球は病み難儀している。

コロナ終息と脱炭素社会へ向け、皆が誰はばかることなく明るく自由闊達に暮らせる社会を!
私たちの暮らしを支えてきた淀川。その歴史や文化から淀川の未来と人類の未来を考える。

【目次】
第一章 淀川への篤い想いに絆されて
第二章 全ての道は京へ通ずる
 畿内と西国を結ぶ幹線/京へ「上り」東へ「下る」
第三章 淀川水系
 淀川と大阪平野/淀川の水源/淀川の名称/淀川の始点と終点/淀川の生態系
第四章 淀川の治水
 茨田堤/摂津国の誕生/長柄橋の人柱/淀川の「段倉」/淀川の改良と浚渫工事
第五章 淀川の水運
 三島鴨神社/石清水八幡宮/淀川の「関」と「渡し」/淀川三十石船/くらわんか舟/朝鮮通信使/淀川と宗教
第六章 淀川と文化
 淀川流域の遺跡/淀川の河口町/大宮人の歌詠み/古曽部の里・伊勢寺/淀川と俳人・画人
第七章 淀の風物詩
 淀の千両松/淀は別れの泪/鵜殿のヨシ 原焼き/都人の暮らしの一端
第八章 山城国・宇治 
第九章 都の出入り口・伏見
 伏見の港/酒所・伏見に因んで/幻の伏見城(指月伏見城)/指月屋敷
第一〇章 日本の夜明け
 維新への道(鳥羽・伏見の戦い)/淀川 が舞台の維新の文人ら
第一一章 二十一世紀の淀川
 淀川の河川流域/異常気象