沖縄病末期病棟の朝
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内容紹介
Contents Introduction
第一部「沖縄病末期病棟の朝」を語るTと、第二部「不安神経症者の散歩」を語るTの友人K。この本の危険性は、本来意識することさえなく、考える必要性すら金輪際ない事柄に、不覚にもとらわれてしまうという状況を、幸せな生活を送っている方々にもたらし、「考えたら夜も眠れない症候群」を発症させる可能性があります。
著者プロフィール
Author Profile
画家ルーベンスに憧れ、宗教画家を志して、立教大学キリスト教学科に学ぶ。そこで神学、哲学と出会い、画家志望から一転して研究者の道を目指す。他大学の大学院哲学課程に進学するも授業料を全て書籍代に使い果たし滞納、1年で除籍処分となる。帰郷し、県職員に就く。