蓑蟲の朝
内容紹介
Contents Introduction
ちょっとしたボタンの掛け違いで運命が大きく変わってしまう儚さや
人が生きていくという事を考えさせられる作品!
火事だ!
「正幸! お前の家が燃えてるらしいぞ!」
村の大火の火元となった諸原家。
全てを失った主人公、
諸原正幸の流転の人生が始る。
そして43年後、驚くべき事実が……
彩乃は瞳にいっぱいの涙を浮かべていた。
正幸はそんな彩乃に歩み寄り
力いっぱい抱きしめた。
二人に降り注ぐ日差しはもう斜陽で、
引き潮がどこか気怠いような夏の終わりの、
午後の砂浜であった
著者プロフィール
Author Profile
昭和25年7月4日愛知県名古屋市に生まれる。
愛知工業大学機械工学科卒 自営業
趣味
音楽、映画鑑賞、読書、園芸、麻雀、ゴルフ。
著書
小説『牧場のショルダーバッグ』2011年1月30日 創栄出版㈱
第14回日本自費出版文化賞 小説・エッセイ部門187作中
一次選考ベスト50作通過作品
小説『寂寥の風』2013年10月15日 ㈱文芸舍