書籍一覧〔506冊〕
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内容紹介
Contents Introduction
「本当のオーストラリアが見たかった」。32年間の教員生活の後、彼は旅に出た――アウトバックドライブ、31日間の旅。総走行距離11,340キロメートル、ねぐらはその日に決める――アウトバックとは、特にオーストラリアの内陸地方を言う。
内容紹介
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鏡の精があなたに贈る7つのラブストーリー―人間は誰でも心の中に鏡を持っている。生まれたときは、ピカピカだけど、絶望したり、心が迷ってしまったとき、自分の力で鏡を磨くことができなくなってしまう。そこで私の登場となる。気づかれないようにそっと鏡を覗き込み、絶妙なタイミングで鏡を拭いてあげるのだ。でも、私たちの仕事は、ただ、鏡を拭くだけ。それ以上のことは、決してしてはいけない……。
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壮丁の憔悴した魂を優しく包み込む四篇の短編小説。小さき命への慈しみ(「巡り合いの犬たち」)、少年の日の心(「爆弾アラレ」)、老いの迸る生(「サワラ」)、激しく生きた父への賛歌(「プロポーズ」)。
著者プロフィール
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「西九州文学」会員。「サワラ」は長崎新聞新春文芸小説入選作品、「爆弾アラレ」は同佳作一席作品である。
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ピュア文学――ある日、彩子の携帯電話に、見知らぬアドレスからのメールが届く。普段なら知らない相手に、返信などしないのに、つい返信してしまう。こうして、出逢うはずのない、二人の物語ははじまった。
著者プロフィール
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日本女子大学卒。表紙絵作家。著書に『逢いたくて』(河出書房新社)がある。
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平四郎さんは風、そして私は雲よ――梶原平四郎が斬る――宝永三年、津軽藩を脱藩し、江戸「精兵衛長屋」に辿り着いた梶原平四郎だったが……迫る追っ手、匿う長屋の住人、そして平四郎を慕うお才。平四郎の運命や如何に!
著者プロフィール
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徳島県生まれ。長崎造船大学卒。造船所経営(1995年引退)。
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貧困、挫折、差別、犯罪が渦巻く1950年代―70年代のアメリカ・ニューヨーク。5歳の黒人カールは教会に預けられ、やがてプロボクサーの道を選んだ。孤独を愛したカールが戦意を喪失した相手に放った最後のパンチ。それは、闘志ではなくて憎しみだったかもしれない。
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甘さ控えめにセルフコントロールされた、ココロにやさしい詩集。
著者プロフィール
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音声詩人。仙台市生まれ。日本大学芸術学部放送学科を卒業後、音と言葉に関連した仕事につきながら詩や音声作品をつくる。平成4年「赤ちゃんの歌」歌詞募集において厚生大臣賞、さらに日本大学優秀賞芸術文化部門受賞。
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「まことの空言」を綴った二十四篇の詩集。「不遜にもバッハのクラヴィーア曲集に倣ったのかもしれないし、駆け出すペンギンはシューベルトの冬の旅を真似たのかもしれない。いずれにせよ、これまでの自分の(そして私を通じての誰彼の)体験の及ぶ限りを、ひとつの全体として曼陀羅のように描き出してみたかった」
著者プロフィール
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<浅見龍之介HP> http://www.geocities.jp/asamipoiesis/
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「生きていることの素晴らしさを知ってほしい」そんな思いで書いた、四人とその周囲の人々のドキュメンタリーです――脳性麻痺の息子を59年に亘り慈しみ育て、そして逝ったジャネット・ラマソン、脳性麻痺という障害を抱えながらも人々の愛に支えられて自立して生きるトム(トーマス・オットー・ラマソン)、乳ガンに負けなかった、わたし岡添純子、自閉症という障害を持って生まれた、わたしの孫、雄斗、そしてわたしたちを温かく見守ってくれる周囲の人々の愛……。
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女六十歳――別れ、そして新しい幸せ。夫との苦悩の日々を忘れさせてくれたのは文学でした――着古した服は全部捨て、大事にしまっておいたいい服を毎日着るようにしましょう。人は苦悩によって病み、老いていきます。でも、愛と真実を希求する心がある限り、私は老いることがありません。